Cloud9を使ってお試しでReact.jsを体験してみる
概要
React.jsを試してみたいけど、環境構築がめんどくさい… なおさら、webpack 等についても学ばなければならないという煩わしさがあります。 そんなことを払拭してまずは試しにReact.jsを試したいという方にお送りするものです 今回は、Cloud9とcreate-react-appを使って簡単にReact開発環境を整えたいと思います
前提
- Cloud9のアカウント登録を済ましていること
実際にやってみる
ワークスペースの作成
- Cloud9にログインしている状態でWorkSpacesで「Create a New Workspace」で新しいワークスペースを作成します
- 必要な項目を入力していきます.今回は以下で作成していきます
nvmの設定
Cloud9上でnvmの設定を行っていきます nvmとはnode version managerの略でnodejsを管理マネージャーです create-react-appを利用する際はnodejsのバージョンは4以上が推奨されています 今回はnodejsのバージョンを8にあげたいと思います 画面下のbash上で以下のコマンドを入力していきます
// とりあえずバージョンを確認 $ nvm version v4.7.3 // バージョンの8をインストール $ nvm install 8 Now using node v8.2.1 (npm v5.3.0) // バージョンが変わっていることを確認 $ nvm version v8.2.1
nvmの設定は以上です
create-react-appのインストール
お手軽にReac.jstの環境を整えてくれるパッケージcreate-react-appをインストールを行います また、bash上でコマンドを入力していきます 今度はnpmコマンドを使います npm とはnode package managerと呼ばれ、nodejsのライブラリやパッケージを管理するためのものです
$ npm install -g create-react-app /home/ubuntu/.nvm/versions/node/v8.2.1/bin/create-react-app -> /home/ubuntu/.nvm/versions/node/v8.2.1/lib/node_modules/create-react-app/index.js + create-react-app@1.3.3 added 71 packages in 12.255s // こんな感じのメッセージが出れば成功
npm の設定は以上です
実際にアプリケーションを作ってみます
これまでで環境構築が済みましたので実際にアプリケーションを作成していきます またbash上でコマンドを打ちます
$ create-react-app react-sample
上記のコマンドを入力してしばらく待つとアプリケーションを作成されます 結構時間がかかると思います サンプルのアプリケーションができたので実際に動かしてみましょう またまたbash上で
// 作られたディレクトリに移動 cd react-sample // アプリケーションを実行 npm start
npm startを入力したあとに
Local: http://localhost:8080/
をクリックしopenでアプリケーションを開きます 開いたあと何か出てきますが「open the app」でアプリケーションを開いて動いていること確認しましょう
まとめ
以上でCloud9とcreate-react-appを利用したお試しReact.jsの解説を終わります メモリやCPUの制約があるため動作が遅い場合がありますが、今回のように試すぐらいなら十分と考えております 実際にコードを読んで書き換えて見るのも勉強になるでしょう