内定式で自分が嫌になった話
自分の性格が嫌になった
はじめに
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
10月はじめには、多くの企業では、内定式と呼ばれるものが行われています。 まだ着慣れていないスーツに身を包んだ新社会人となる人たちは期待に胸を膨らませていたのではないでしょうか。
そんな中、私も来年4月よりお世話になるだろう企業さんのところの内定式に参加してきました。
内定式後、ずっと心に残っていることを書きたいと思います。
注意書き
これから書くことについては、人物及び企業の特定を防ぐために一部ぼやかしを入れていきます。
また、この記事は企業や個人を否定するわけではなく、共生できない自分へのいらだちと憧れを記事にしております。
内定式に参加
ことの発端は内定式です。
内定式に参加した際に、私は悪い意味で他の人と住む世界が違うということを知らされました。
それと同時に自分が嫌いになってしまったお話をします。
内定を頂いた企業はいわゆるベンチャー企業と言われるところですが、ベンチャー企業の社風を取り入れつつしっかり一般企業のようながっちりした感じも残している社風です。
私はエンジニア職として内定を頂きました。エンジニア職は、営業職とくらべると人数も比較的少なめな感じです。
営業職のほうが人数が多いため、エンジニアメンバーが輪に入っていけない雰囲気が醸し出されていました。
キラキラしている女性陣、イケイケの男性陣。。。
私、入れない。。。
その後、お食事会へ
日中には、内定式と軽い研修を行い、夜にはお食事会が開かれました。
私は、営業職の中でも真面目そうな方々とお酒と食事をたしなみながらお話をしていました。
キラキラしている女性陣と男性陣は、先輩方と一気飲みや自分が知り得ないゲームをやっておりました。
それを遠くで見つめる私。。。
もちろん、集合写真も後ろのほうで笑顔で写るのみ。。。
エンジニア職の先輩となる社員さんには 「同期は大切にしておけ」という言葉を頂いた。
しかし、それができないのである。 自分が除け者にされている感じが否めないのである。
住んできた世界の違いと自分の性格
私の家族は、嫌な人や出来事があったらそれらを反面教師としていい方向に向かうようにと育ててくれました。
また、私の性格は、リスクを恐れるので石橋を十分に叩く、または叩いても渡らない正確の持ち主なのです。いわゆる臆病と呼ばれるものです。
そして、私はこれまでの人生でキラキラした感じのグループに所属したこともなく、それ以上でもそれ以下でもない面白みのない人生を送ってきました。
ときには人に影で馬鹿にされることもありました。そのような中で、ひん曲がった性格の「私」が形成されていきました。
そんな性格の私が他の内定者を見ると自分たちが行っていることを客観的にどう見ているのだろうと思ったり、彼らの自信はどこから現れるのだろうかとひたすら考えていました。
彼らは確かに私の大学よりはるかに学力が高いところを卒業しようとしている。また、行動ひとつひとつに自身があるように見える。
自分と性格が反対の人たちに囲まれると
自分のしてきたことってなんだろうと考えてしまいました。
齢22歳なんだからこれから性格を変えればいいとも思うが、もうそういうこともしたくないとも思った。
彼らは彼らの世界で生きていけばいいし、私は私の世界で生きていけばいいと 感じた。
それだから友達も彼女もいないと言われてもしょうがない。
なんか、自分が嫌になった。
そして、これからどうしていこうか。
あとがき
帰りの新幹線から見る夕日はとてもきれいでした。